災害時のスマートフォン
CentOS5を使ったサーバ

2011年3月11日に東日本大震災が発生しました。私は当日会社におりまして震度6という今までに経験した事のない揺れに遭遇しました。外に出ても地面が揺れて思わず座りこんでしまいまそうな恐怖でした。
これはただ事ではないと思い、妻に電話をしたのですが全く繋がりません。不安に駆られて何十回とダイヤルして奇跡的に一度だけ繋がりまして安否確認はできましたが、私以外の社員は誰一人電話は繋がりませんでした。
SPモードもメールも送信しましたが、後から確認すると数時間遅れで受信がされていたような状態でした。規模が大きなパニックが起きると携帯電話は意味のないものになる事を痛感しました。
ところがこの震災で解ったのですが、スマートフォンは使い方によっては大変重要な通信機器になるのです。
まずインターネットですが、全く問題なくサクサクと繋がりました。そのお陰で素早くどんな大変な事が日本で起きているのか、これを知る事が出来ました。電車が全て止まっている事も解り、車で帰路についた時にも渋滞の情報をある程度知る事ができました。
当日は妻との電話が繋がった事もあってやりませんでしが、恐らくインターネットを介したEメールやGメールは問題なく送受信ができたんだと思います。実際にアイフォンを持っている同僚はネットメールで友人との安否確認をスムーズにしていたそうです。
とは言いましても妻はスマートフォンではない為にPCを開かないとメールのやりとりが出来ませんが、次回以降こういった事があればこの経験を活かしたいと思います。
もしかすると東北地方にいた方はスマートフォンのお陰で命が助かったという人もいたかも知れませんね。
震災後に避難所暮らしを余儀なくされていた人の中で情報を沢山知りたいので、スマートフォンがとっても欲しいですと言っていた人がいました。
とても印象的でしたね。

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